家出関連のニュース~2013年~

家出関連のニュース~2013年~

<強制わいせつ>中3男子監禁し 容疑の43歳の女ら逮捕

[毎日新聞 12月10日(火)12時22分配信]

兵庫県尼崎市のマンションに中学3年の男子生徒(15)を監禁してわいせつ行為をしたとして、県警は、同市浜田町1、無職、沖野玉枝容疑者(43)と少年少女6人(14~18歳)を監禁と強制わいせつの疑いで逮捕し、10日送検した。
沖野容疑者の娘と男子生徒の間に交際トラブルがあり、県警は沖野容疑者が立腹して事件を主導したとみている。
いずれも容疑を認めているという。
7人の逮捕・送検容疑は、10月9日未明、同市の沖野容疑者の自宅に男子生徒を約3時間監禁。
刃物を突き付けて脅し、わいせつな行為をしたとしている。
沖野容疑者は「娘に、男子生徒が交際を迫ってきて腹が立った」と供述しているという。
県警によると、少年少女らは、沖野容疑者の娘の遊び仲間で、家出して沖野容疑者宅に入り浸っていた。
6人は「沖野容疑者が怖くて逆らえなかった」などと供述しているという。【宮嶋梓帆】

 

安易なネット売春に網、サイバー補導スタート 先行実施で少女89人補導

[産経新聞 10月10日(木)12時20分配信]

スマートフォン(高機能携帯電話)の急速な普及によって、インターネットの掲示板などを通じて子供が児童買春など性犯罪の被害に遭う事件が急増しているため警察庁は10日、ネット上で買春や下着の購入を持ちかける少女らの書き込みを発見した場合、少女らを呼び出して補導する「サイバー補導」を全国の警察で21日から始めることを明らかにした。
「割り切りで優しくて楽しく会えるひとのみ募集」▽「使用済みパンツ10枚、ブラジャー2つ…セットで四万円で買ってくれる方…」。
ネット上のコミュニティーサイトなどには、少女らから食事やデートなどだけでなく買春や下着の販売を誘うケースが後を絶たない。
サイバー補導は、こうした安易な書き込みから子供たちが被害にあったり売春組織に巻き込まれるなどの被害が拡大する前に、捜査員が身分を告げずに接触し、その後、警察官であることを打ち明けて補導する。
深夜の繁華街などで、少女らを補導する従来型の街頭での補導だけでなく、警察当局はネット上でも少女らが性犯罪などの被害に遭う前に保護する新たな対策を進めるとしている。
警察庁によると、サイバー補導は静岡県警が平成21年から先行的に実施、同年7月から今年9月までで59人を補導するなど成果を上げた。
このため、今年4月から警視庁や大阪府警、神奈川県警、兵庫県警など大都市を抱える10都道府県警察で試験的に実施したところ9月末までに未成年者97人を補導した。
このうち、児童買春・児童ポルノ禁止法で被害者と規定されている18歳未満の少女らは89人に上った。
内訳は援助交際33人▽下着売買53人▽両方3人となった。
18歳未満の児童のうち43人(48・3%)が、過去に児童買春などの被害に遭っていたという。
中には金銭提供で交際相手を求める高校1年の男子生徒(15)もいたという。
警察庁幹部は、「子供たちが性犯罪などのネットが原因の被害に遭う前に、サイバー補導で対策を進めたい」としている。

 

■補導 不良行為をする20歳未満の未成年者に対する注意や指導、助言。不良行為とは喫煙▽飲酒▽薬物乱用▽粗暴行為▽金品の不正要求▽家出▽無断外泊▽深夜徘徊など17種類で、警察庁通達に規定されている。
警察当局は必要に応じて少年補導票に記録を残し保護者にも連絡する。
サイバー補導については、17種類の不良行為のうち不健全娯楽などに該当するとして実施する。

 

性風俗がセーフティーネットに…“帰れない”家出少女たち

[産経新聞 10月4日(金)10時55分配信]

家出少女たちは繁華街で被害に巻き込まれていることが多い=東京都新宿区(松本健吾撮影)(写真:産経新聞)
■親とのトラブルで帰れず
「どうしたの? 住む場所もあるし、仲良くならない?」
東京・歌舞伎町。
居場所を失った家出少女たちが歩いていると、多くの男が声を掛けてくる。
少女たちの寂しい心や経済的苦境に付け込み、性風俗の世界に誘うキャッチやスカウトマンと呼ばれる男たちだ。

 

◆言葉巧みに
少女たちの心に付け入る巧みな話術。
家出少女の実情を追うライターの鈴木大介さんは「風営法が風俗店で働くのを禁止する18歳未満であっても、『とりあえず俺の彼女になって、18歳になったら店で働いたらいいよ』と言葉巧みに誘ってくる」と打ち明ける。
風俗店による「色管理」と呼ばれる少女の囲い込みだ。
「試しに300円だけ持って、渋谷や新宿といった繁華街で翌日の昼まで過ごしてみてほしい。怖いし、不安でいっぱいになるところにいろんな人が声を掛けてくる。親元から逃げ出した少女が誘惑を排除するのが非常に困難なのが分かるはず」(鈴木さん)
鈴木さんによると、少女に声掛けする者たちは、現金、仕事、携帯電話、住居など未成年が家出生活を続けるのに必要なインフラの提供を持ち出すケースが多い。
福祉行政にとって、彼女たちは保護補導対象でしかなく、いやおうなく少女らはストリートでの声掛けに吸引されるという。
性風俗が少女たちの格好のセーフティーネットとなっている現状。
居場所を失い、性的搾取をされながら暮らす日本の家出少女たちを鈴木さんは「まさにストリートチルドレンだ」と指摘する。

 

◆背景にある虐待
闇の大人をつなぐツールとして使われているのが、携帯電話やインターネット。
最近、特に使われているのが無料通話アプリ「LINE」だ。
「3日に1回、裸の写真を送ってくれたら月に20万円あげます」
家に居場所がなく、東京・渋谷を徘徊(はいかい)していた広美さん(19)=仮名=は中学3年生だった15歳のとき、性がお金に換わるマーケットがあると知り、携帯電話で裸の写真を自分で撮影、送ったことがある。
中年男性に「下着姿を撮影させてくれたらお金をあげる」と言われ、お金をもらったことも。
父から虐待を受け、家にはいられなかった。
でも、生きていくためにはお金が必要だった。
貧困、虐待…。
家出少女たちの家庭環境は厳しい。
一方で、自ら家出し、危険に飛び込んでいくような行為に「自己責任だ」との社会的批判もある。
しかし、ネットを通じた児童の性問題に詳しい一般財団法人「インターネット協会」(東京都港区)の大久保貴世さんは「犯罪に巻き込まれる子供たちは家庭に問題があるケースが大半。親に頼れない少女を悪意ある大人が利用している」と分析する。

 

■少女の性的搾取は人身取引
子供を児童ポルノや買春、性労働の強制などの性的搾取の環境に置くことは、世界的にみればトラフィッキング(人身取引)と呼ばれる犯罪だ。
しかし、人身取引被害者の支援活動を行うNPO法人「ポラリスプロジェクトジャパン」の藤原志帆子代表は「日本では国内で人身取引が起こっているという認識が薄く、人身取引は日本以外の遠い国で起こっているとの間違った認識が主流を占めている」と指摘する。
6月に米政府が発表した「人身取引年次報告書」で、日本は13年連続で「努力はしているものの、人身取引根絶の最低基準を満たさない国」に位置付けられ、国際社会からは日本では人身取引が防止しきれないと非難されている。
報告書では「加害者は、特に弱い立場に置かれた女性や少女をターゲットにしている」ことも問題視された。

 

逮捕したら13歳、釈放し児相へ=ひったくり警戒で民家に逃走―大阪府警

[時事通信 9月4日(水)20時48分配信]

大阪府警東住吉署は4日、ひったくり警戒中の職務質問に逃走し民家に侵入したとして、住居侵入容疑で現行犯逮捕した少年が中学2年の13歳と判明したため、釈放した上で児童相談所に通告したと発表した。
少年は「ひったくりに行こうと思ったら、お巡りさんに声を掛けられ、今までのひったくりがばれると思った」と話したという。
同署によると、4日午前10時45分ごろ、大阪市東住吉区西今川の路上で、自転車に乗った不審な少年を阿倍野署員が見つけた。
職務質問しようとしたところ逃走し、家人が在宅する近くの民家に逃げ込み、追跡した同署員が同50分に現行犯逮捕した。
しかし、署で年齢を尋ねると「13歳」と答えたため、母親(38)に確認した上で午後0時17分に釈放。
身柄を児相に送った。少年は8月20日から家出していたという。

 

人身取引が横行、県内でも性的搾取 脅し、だまし、暴力で支配/神奈川

[カナロコ by 神奈川新聞 8月18日(日)5時30分配信]

人を脅し、だまし、暴力で支配下に置いて搾取する人身取引が、全国で横行している。
県内でも少女が売春を強要される事件が発生。
国内外で「人身取引の受け入れ大国」とも批判される中、撲滅活動に携わる関係者らは対策の遅れを指摘し、体制の整備や被害者支援の充実など幅広い取り組みを求めている。
「働く場所を紹介してあげる」。
6月、県警少年捜査課と瀬谷署が暴力団幹部らを逮捕した児童福祉法違反事件は、その一言が始まりだった。
家出中だった横浜市内に住む中学3年の少女は昨年9月、横浜駅で若い男に声を掛けられ、車で連れ去られた。
その日のうちに暴力団幹部に引き渡され、さらに別の無職の男のマンションで生活させられながら、売春などを強要された。
少女は「逃げたら家族にも迷惑が掛かる。覚悟しておけ」と脅され、わずか8日間に駐車中の車内などで15人ほどの客の相手をさせられた。
別の暴力団組員が出会い系サイトで客を見つけていたという。
警察庁によると、2012年の人身取引事件(売春防止法違反、入管難民法違反、職業安定法違反、風営法違反、刑法の人身売買容疑など)の摘発件数は前年に比べ19件増の44件。
摘発人数は54人(前年比21人増)、被害者数は27人(同2人増)と、いずれも増加した。
被害者の国籍で最多は日本の11人(同7人増)で、同数のフィリピンとそれぞれ4割を占めた。
摘発の増加に対し、撲滅を目指す関係者は「氷山の一角」と口をそろえる。
国際的な非政府組織(NGO)「反差別国際運動」の原由利子事務局長は「被害者の保護や支援の制度が不十分で、証言が得られにくい」などと摘発の難しさを指摘。
「被害者の保護や支援を含めた包括的な禁止法を制定すべき」と訴える。
国際社会も厳しい目を向ける。
日本政府は10年の国連人権理事会で、人身売買罪の刑罰強化、地域的で専門的なシェルターの設置、「奴隷労働」とも批判される外国人研修・技能実習制度の監視強化など21項目の勧告を受けた。
米国務省の年次報告書は、04年に「監視対象」国とするなど、10年以上「人身取引根絶の最低基準を満たしていない」国に位置付けている。
関係する約30団体が加盟する「人身売買禁止ネットワーク」などは日本政府に対し、人身取引対策の政策を一元的に担当する機関の設置や被害者支援の充実など幅広い対策を求めている。

 

男の家を泊まり歩く“ノマド系女子”の生態

[東スポWeb 8月16日(金)11時32分配信]

連日続く猛暑で性欲が減退しがちな殿方も多いだろうが、一部の女性は違うらしい。
夏休みを利用して地方から東京にやって来て、ヤリまくる女子が増えているという。
“ノマド系女子”と呼ばれる彼女たちの生態とは――。
昨今、ビジネス界では「ノマドワーカー」なる言葉が使われている。
会社や事務所を持たず、スタバなど喫茶店にノートパソコン等を持ち込んで仕事をする働き方のことだ。
ネット環境が発達したおかげで増えているのだ。
ノマドとは英語で遊牧民を意味する。
この言葉が意味を変えて、新しいセックスライフを象徴するようになっているという。
地方在住のある20代女性は「私の友達は夏休みになると東京に出て行って、1週間ほど毎日違う男の家を泊まり歩くんですよ。
ノマド系女子っていうんですか。
もちろんセックスしてるって。
スマホがあれば泊めてくれる男はすぐ見つけられる。
地元に帰ってくると、ヤッた男たちの話を何時間でもするんです」と明かす。
職場となる喫茶店を転々とするように、ノマド系女子は男の家を転々とする。
最後は自宅に帰るので家出少女とは違うのだという。
だが、これって“ヤリ●ン”じゃないのか。
「友達は『人を知るためにセックスをしてる』と言っていて、ポリシーはあるみたい。
まあ、理解できませんが(笑い)」(前出女性)
泊める男性にしてみれば簡単にヤレてラッキーなのか、口説く楽しみがなくてつまんないのか、意見が分かれるところ。
18歳未満だと男性側も犯罪になるので巻き込まれないようにしなければならない。

 

<児童買春>13歳少女にわいせつ 大阪の小学校教諭を逮捕

[毎日新聞 7月2日(火)21時48分配信]

神奈川県警大和署などは2日、大阪市阿倍野区文の里、同市立平林小学校教諭、伊藤大史容疑者(27)を児童買春禁止法違反容疑で逮捕した。
逮捕容疑は3月15~16日、大阪市淀川区のホテルで、同市平野区の当時中学1年だった少女(13)に新大阪-東京間の新幹線の乗車券を渡し、わいせつな行為をしたとしている。
「会って新幹線のチケットを渡したが、わいせつな行為はしていない」と否認しているという。
同署によると、2人は携帯電話の掲示板サイトで知り合った。
少女は受け取った乗車券を使って3月中旬に家出し、神奈川県綾瀬市に来ていたところを保護された。【宇多川はるか】

 

家出少女にみだらな「講習」…風俗店経営者を逮捕、親へのSOSメールで発覚

[産経新聞 7月2日(火)20時43分配信]

16歳の少女にみだらな行為をしたとして、京都府警八幡署は2日、児童福祉法違反(淫行)の疑いで、大阪府和泉市富秋町の風俗店経営、永(ながい)勇貴容疑者(27)を逮捕した。
同署によると、永容疑者は「18歳未満だとは知らなかった」と容疑を否認している。
同署によると、少女は4月下旬ごろから京都府内の自宅を家出中で、大阪府内で金に困っていたところ、知人に永容疑者を紹介されたという。
永容疑者は少女に「仕事の講習をする」といって犯行に及んだとみられる。
逮捕容疑は5月7日未明、大阪府堺市堺区の自身が経営している風俗店が入居するビルで、少女が18歳未満であることを知りながら、みだらな行為をしたとしている。
捜査関係者によると同日、少女が「怪しい店で働かされる。逃げたい」と親にメールを送信、親が同署に相談した。

 

女子中学生にわいせつ行為強いる、容疑の暴力団組員ら逮捕/神奈川

[カナロコ by 神奈川新聞 6月4日(火)23時45分配信]

家出した女子中学生にわいせつな行為をさせたとして、県警少年捜査課と瀬谷署は4日、児童福祉法違反の疑いで、横浜市鶴見区向井町4丁目、指定暴力団稲川会系幹部で建築業大塚光晴(40)、同区寛政町、指定暴力団稲川会系組員菅原成将(23)、広島県出身で住所不定、無職工藤敬訓(39)=覚せい剤取締法違反罪で起訴=の3容疑者を逮捕、再逮捕した。
逮捕、再逮捕容疑は、横浜市瀬谷区に住む中学3年の女子生徒(14)に売春させることを企て、昨年9月30日午前1時ごろ、同市鶴見区の有料駐車場に止めた乗用車内で、男性会社員(46)を相手にわいせつな行為をさせた、としている。
同課によると、3人は容疑を否認している。
同課によると、家出していた生徒は9月24日未明、横浜駅西口で若い男に「働く場所を紹介してあげる」と声を掛けられた。
その日のうちに男から生徒を引き渡された大塚容疑者は、「逃げたら家族にも迷惑が掛かるから覚悟しておけ」と脅し、さらに工藤容疑者に生徒を引き渡した。
生徒は24日から、工藤容疑者の住む同市鶴見区のマンションに居住しながら、菅原容疑者が出会い系サイトで見つけた相手を客に1万~2万円で売春などをさせられていた。
10月1日に工藤容疑者が「家出中の女の子を保護している」と生徒を連れて鶴見署に出頭したことから事件が発覚。
生徒はこの間、15人ほどを相手にしたという。
県警は余罪について調べるとともに、生徒に声を掛けた男の行方を追っている。

 

家出中の小6少女に淫行 容疑で43歳の男を逮捕 神奈川県警

[産経新聞 5月22日(水)19時43分配信]

神奈川県警田浦署は22日、児童福祉法違反(児童淫行)容疑で東京都足立区関原のアルバイト、松田和紀容疑者(43)を逮捕した。
容疑を認めているという。
逮捕容疑は3月22~24日、自宅で当時小学6年生だった少女(12)=同県横須賀市=にみだらな行為をさせたとしている。
同署によると、松田容疑者はインターネット電話サービス「スカイプ」を通じて2月中旬に少女と知り合い、少女が家出中だったことから自宅に誘って宿泊させていたという。
同署が少女側から被害届を受け、調べていた。

 

未成年者誘拐:起訴内容認める--地裁初公判 /鳥取

[毎日新聞 5月22日(水)16時32分配信]

女子中学生(当時14歳)をインターネットの通信ソフト「スカイプ」を使って自宅に誘い、誘拐したとして、未成年者誘拐罪に問われた神奈川県伊勢原市の無職、佐藤翼被告(25)の初公判が21日、鳥取地裁(野口卓志裁判官)であった。
佐藤被告は起訴内容を認めた。
起訴状などによると、佐藤被告は同ソフトを利用して、県東部の女子中学生に、今年2月上旬~3月下旬ごろ、「うちに住む?」などと誘惑し、3月23~27日の間、自宅に誘拐したとされる。
検察側は冒頭陳述で、「女子中学生から『家にいたくない』などと聞き、誘拐をしようと企てた。
神奈川県内までの鉄道乗車券と現金を女子中学生に送り、家出させた」などと指摘した。
検察側は、神奈川県青少年保護育成条例違反で追起訴を予定している。
次回6月18日の公判で結審する見通し。【高嶋将之】

 

児童買春元教諭、起訴内容認める 京都地裁で初公判

[産経新聞 5月11日(土)7時55分配信]

出会い系サイトで知り合った16歳の少女にみだらな行為をしたとして、児童ポルノ禁止法違反(児童買春)などの罪に問われた、奈良市の元奈良育英中・高教諭、茶木靖博被告(42)の初公判が10日、京都地裁(渡辺一昭裁判官)で開かれた。茶木被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
起訴状によると茶木被告は、平成24年8月31日、出会い系サイトで知り合った少女=当時(16)=に、家出中の宿泊先の提供を約束、京都市内のホテルでみだらな行為をし、動画を撮影した。
その後、同年9月2~6日、5回にわたって自宅のパソコンに撮影した動画を保存したとされる。
茶木被告は、今年4月29日付で同校を懲戒免職となった。

 

14歳少女へ覚せい剤や売春、無職男に懲役4年/横浜地裁判決

[カナロコ 4月30日(火)23時15分配信]

家出中の女子生徒(14)に覚せい剤を使用し、売春させたなどとして、児童福祉法違反や覚せい剤取締法違反などの罪に問われた住所不定、無職平勇士被告(27)の判決で、横浜地裁(忠鉢孝史裁判長)は30日、起訴内容を認め、懲役4年、罰金20万円(求刑懲役5年、罰金20万円)を言い渡した。
判決などによると、被告は2011年3月15日から約1カ月間、横浜市中区のマンションに被害生徒を住まわせ、覚せい剤を使用し、複数の男性相手に売春させるなどした。
被告は少女らを組織的に集め、売春させるグループを運営。
少女が売春相手から受け取った現金を徴収していた。
判決理由で忠鉢裁判長は、被告の行為について「未熟で判断力に欠ける被害生徒を支配下に置いており、悪質」と非難した。
弁護側は「生徒とは恋人関係にあり、一方的に覚せい剤を使用させ、積極的に売春をさせたことはない」として一部無罪を主張していたが、同裁判長は「社会通念上、被害生徒の育成を害する行為であることは明らか。愚かな言い逃れにすぎない」と退けた。

 

<窃盗>家出少年が2000万円 杉戸署が容疑で逮捕

[毎日新聞 3月23日(土)14時39分配信]

民家から現金約2000万円を盗んだとして、埼玉県警杉戸署は22日、住所不定、無職の少年(18)を逮捕した。
同署管内では昨年暮れから約30件の空き巣被害があり、関連を調べている。
逮捕容疑は同日午後0~1時ごろ、杉戸町内の男性(71)宅に侵入し、現金約2000万円を盗んだとしている。
同署によると、男性は妻と2人暮らしで、当時は留守だったが、同日午後1時過ぎに帰宅して被害に気付き、110番した。相次ぐ空き巣被害で警戒中だった署員が約3時間後に、町内のネットカフェにいた少年を職務質問したところ、容疑を認めたという。
少年のかばんの中には盗んだとみられる現金約2000万円が入っていた。
少年は約1年前に家出し、ネットカフェなどに寝泊まりしていたとみられる。【大平明日香】

 

性風俗店に14歳少女 「大塚コスプレ学園」経営者ら逮捕

[産経新聞 3月15日(金)13時47分配信]

14歳の女子生徒を性風俗店で働かせていたとして、警視庁保安課は、児童福祉法違反容疑で、東京都豊島区北大塚の性風俗店「大塚コスプレ学園」経営、谷川公洋容疑者(49)=北区滝野川=ら4人を逮捕した。
谷川容疑者らは、平成24年12月20日~今年2月23日、家出していた都内の中学2年の女性生徒(14)を同店で雇い、わいせつな行為をさせていた。
女子生徒は知人の同店の女性従業員(20)の紹介で入店。
履歴書には19歳と記していたが、谷川容疑者らは年齢を確認していなかった。
女子生徒は同店の寮に住み、2カ月間で約50万円を得てホストクラブに行ったりしていた。
21年から家出を繰り返し、援助交際をするなどしていたといい、「遊ぶ金がほしかった」と話している。
逮捕容疑は今年1月8日、同店の個室で男性客に対し、女子生徒にわいせつな行為をさせたとしている。

 

動画サイトでわいせつ行為を“生中継” 家出少女が視聴者に発したSOS

[産経新聞 3月10日(日)18時58分配信]

17歳の少女にとって、異常な日々はとっくに限界に達していたに違いない。
毎晩のように、インターネットの動画サイトで、少女にわいせつな行為を“生中継”させていた男3人が2月、警視庁に児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で逮捕された。
事件発覚の端緒は、生中継中に少女が視聴者らに発信したSOSのメッセージ。
頼る相手のいない家出少女の弱みにつけ込み、男らは毎月100万円の暴利をむさぼっていた。(荒船清太)

 

■実名で「助けて」…視聴者の通報で発覚
昨年12月中旬、いつものようにアダルト動画サイトをのぞいていた男性を待っていたのは、思ってもみない展開だった。
「助けて」
これまで画面上で全裸姿をさらし、視聴者のリクエストに応じて性器を触るなどしてきた女性が突然、動画の中から、こう訴えてきた。
続けて、名前や生年月日、東京都足立区内の現住所まで打ち明けた。
生年月日から計算すると17歳。少女だった。
男性はすぐにネット上の違法情報を受け付けるインターネット・ホットラインセンターに「ヤナギなるマルB(暴力団)が、17歳の少女を半分監禁して強制的にポルノを配信させている」と通報した。
情報を受けた警視庁が調べたところ、少女は栃木県から家出していた高校生と判明。
その日のうちに、少女が訴えた足立区内の民家に駆けつけ、無事保護した。
「家出をして、行く場所がなかった。ここなら食事が1日3回食べられて寝られるし、暴力もないから…」。
急転直下の展開に動揺を隠しきれない少女は捜査員にこう話した。

 

■リクエストに応じて着替え、ポーズ…「過激な」行為は1分24円
少女が出ていたサイトは動画を配信しながら、短い文章や絵文字などをやり取りするチャット機能が付いた「ライブチャット」と呼ばれるもので、少女は自らカメラ付きのパソコンを操作し、視聴者から送られるコメントなどに受け答えをしていた。
リクエストに応じて衣装を着替え、ポーズを取るなどし、性器を触るなどのわいせつ行為も行った。
通常は無料で配信されているが、「過激さ」が一線を越えると1分24円の有料にできるよう設定されており、少女が自分で判断して切り替えていた。
警視庁少年育成課は少女が保護された民家で、強制的に動画を配信させられていたと断定。
児童買春・ポルノ禁止法違反(児童ポルノ製造)容疑で、足立区竹の塚、元アダルトビデオ(AV)制作会社社員、柳篤(34)▽豊島区東池袋、同、斎藤洋和(39)▽同、無職、御幡(みはた)匡人容疑者(36)の3容疑者を逮捕した。
逮捕容疑は昨年11月、動画配信する目的で、18歳未満であると知りながら、少女にわいせつな行為をさせた児童ポルノを製造したなどとしている。
3人の自宅からは動画配信に使われたとみられるパソコン13台やセーラー服などのコスプレ衣装、バイブレーターなどのいわゆる大人のオモチャが大量に押収された。
20人以上の若い女性のアダルト動画のデータも見つかっており、同課は半分以上が18歳未満の少女だったとみている。
■宿泊先募集が落とし穴…ファンから容疑者に

 

警視庁に保護された少女は昨年3月に栃木県の実家を飛び出したが、対価なしで宿泊先を提供してくれる人を探せることを標榜(ひょうぼう)している掲示板、通称「神待ちサイト」で募集をかけたことが落とし穴になった。
これに応じたのが、斎藤容疑者だったのだ。
だが、斎藤容疑者は対価なしどころか、4月ごろから少女に全裸姿やオモチャで性器を触る様子をネットで配信するよう強要。
10月ごろには、AV制作会社で斎藤容疑者の部下だった柳容疑者が少女を連れて独立し、柳容疑者の自宅で配信を続けた。
斎藤容疑者はさらに、池袋駅周辺の路上で、女子高生らをリクルートしては、動画に“出演”させていたとみられる。
御幡容疑者は保護された少女のファンで、動画配信中に少女に就職相談を持ちかけたところ、斎藤容疑者を紹介され、マンションの一室を与えられて動画配信を手伝うようになったという。
■常連数十人、1日数時間も有料視聴…報酬は1週間で4千円
捜査関係者によると、3人はいずれも容疑を認め、「金もうけのためにやった。18歳未満であることは分かっていたが、生活のためだった」と供述しているという。
保護された少女は毎日夕食後から明け方まで、パソコンの前で肢体をさらしていた。
ネット上で18歳未満であることは明示していなかったが、連日のように数十人の常連が視聴し、中には1日数時間も有料配信を見続ける人もいた。
売り上げは順調に伸び、斎藤容疑者らは毎月100万円程度を手にしていたとみられる。
一方で、少女には1日3回の食事以外には1週間あたり4千円しか渡していなかった。
少女の動画が配信されていたサイトでは常時、数十人の女性のわいせつ動画が有料・無料で垂れ流されている。
ネットに接続さえできれば、世界中から見放題。
別のサイトにコピーが出回ることも少なくない。
捜査幹部はこう言って、警鐘を鳴らす。
「軽い気持ちで出演しても、映像はずっと残るし、別の犯罪に巻き込まれる危険もある。出演してからでは遅い」

 

奈良育英中・高教諭を逮捕 児童買春容疑 出会い系で知り合う

[産経新聞 3月7日(木)7時55分配信]

出会い系サイトで知り合った女子高生にわいせつな行為をしたとして、京都府警少年課と北署は6日、児童買春の疑いで、奈良育英中・高教諭の茶木靖博容疑者(42)=奈良市中山町西=を逮捕した。
容疑を認めているという。
逮捕容疑は昨年8月31日、出会い系サイト「ラブルーム」のチャットで知り合った京都市内に住む当時高校1年の女子生徒(16)に、家出中の宿泊先の提供を約束し、市内のホテルでわいせつな行為をしたとしている。
同署によると、茶木容疑者はサイトに「家出計画中の子、話してみよう。若いの歓迎です」などと書き込んでいた。
昨年秋、女子生徒が家出したため、家族が同署に捜索願を提出。
帰宅した女子生徒から署員が事情を聴き、犯行が発覚した。
茶木容疑者は同校の中学で担任を受け持ち、高校では数学を教えていたという。

 

<無理心中>母が娘2人殺傷容疑、自らも腹刺し重傷 札幌

[毎日新聞 1月27日(日)13時37分配信 ]

26日午後9時5分ごろ、札幌市豊平区のマンション一室で、この部屋に住む無職女性(38)と小学5年の次女(11)、同2年の三女(8)が血を流して倒れているのを知人男性が発見し110番した。
3人は病院に搬送されたが、次女は右脇腹を刺され死亡が確認され、女性と三女は腹部に重傷。
女性は駆け付けた警察官に「娘2人を包丁で刺し、自分も刺した」と説明したといい、北海道警札幌豊平署は女性が無理心中を図ったとみて、回復を待って殺人容疑で事情を聴く方針。
同署によると、女性は娘2人と3人暮らし。
知人男性は午後8時過ぎに女性から「ごめん」と電話を受け、駆け付けた。
女性は精神的に不安定で通院歴があるといい、刑事責任能力の有無も慎重に調べる。
女性は昨年7月に「自分を傷つけてしまうかもしれない」と警察に通報。
警察官が付き添って病院に行った。
今年1月7日には、次女が「お母さんがご飯を作ってくれない。一緒にいるのが嫌だ」と友人宅に駆け込み、届け出を受けた同署が札幌市児童相談所に連絡した。
市児相によると、児童福祉司が翌8日、女性と次女に面談。
女性は次女の訴えをほぼ認めて謝罪し、指導にも素直に従ったため、一時保護はしなかった。
市児相の高橋誠・相談判定課長は「その後の電話対応も落ち着いており、強制的に親子を分離する必要は無いと判断した。
こうした事態になり大変残念。
捜査の状況を見守りながら対応を検証したい」と話した。【佐藤心哉、遠藤修平】

 

◇死亡の次女訴え 児相、一時保護せず

無職女性の一家は今月上旬に、札幌市児童相談所の見守り対象となったばかりだった。

市児相によると、亡くなった次女は1月7日、友人宅に駆け込み、「お母さんがご飯を作ってくれない」「夜帰ってこない」「一緒にいるのが嫌だ」などと訴えた。
無職女性から「次女が家出した」と届け出を受けた札幌豊平署が児相に連絡。
翌8日に、児童福祉司が女性と次女に面談したが、女性は、次女が訴えた内容をほぼ認め謝罪し、指導にも素直に従ったため、一時保護しなかったという。
その後、同署は10日付で「不適切養育の疑いがある」として正式に児相に通告。
見守り活動が始まった。
女性は17日に、自ら児相に電話し、「今回、こうした騒動になって反省しています。今は状況は落ち着いています」と報告したという。
児相は24日、予告なしの訪問を試みたが、一家は不在。
17日の電話のやり取りが最後となった。
市児相の高橋誠・相談判定課長は「面談も電話対応も落ち着いており、すぐに親子を強制的に分離する必要は無いと判断した。こうした事態になり大変残念。捜査の状況を見守りながら対応を検証したい」と話している。
【伊藤直孝】

 

家出少女を自宅に泊め…児童買春容疑で大阪の男逮捕 栃木県警

[産経新聞 1月22日(火)17時39分配信]

栃木県警少年課と真岡署は22日、児童買春・ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで、大阪市東住吉区、建設業、金新太郎容疑者(45)を逮捕した。
逮捕容疑は、昨年8月4~5日、インターネット掲示板を通じて知り合った県東部に住む当時中学2年の女子生徒を自宅に泊め、飲食させる代わりに18歳未満と知りながらみだらな行為をした疑い。
同署によると、金容疑者は容疑を認めている。
同署の調べによると、当時、女子生徒は家出中で、掲示板で知り合ったその日に金容疑者宅に泊まった。

 

<売春>16歳少女にさせた疑い 組関係者ら14人逮捕

[毎日新聞 1月7日(月)19時32分配信]

福岡、大分両県警は7日、16歳の少女に売春をさせたとして、福岡県春日市大土居、会社役員、溝口賢剛容疑者(42)ら男女14人を児童福祉法違反(淫行=いんこう=させる行為)と売春防止法違反(あっせん)などの容疑で逮捕した。
他に1人の逮捕状を取って行方を追っている。
溝口容疑者は名古屋市に本部を置く指定暴力団山口組弘道会の傘下組織の関係者で、両県警は売春グループのリーダー格とみている。
売春が暴力団の資金源になっていた可能性もあるとみて同市の同会系組事務所を家宅捜索した。
容疑は、大分市の無職少女(当時16歳)が18歳に満たないことを知りながら、11年11月下旬~12年3月16日までの間、売春させる目的で福岡市博多区のマンションに住ませて客に派遣して売春をさせたり、11年12月に博多区のホテルで客と引き合わせて売春をあっせんしたとしている。
捜査関係者によると、溝口容疑者らはインターネットの出会い系サイトで援助交際を装って客を募っていた。
福岡市内に5カ所の待機場所を作り、少女以外に成人女性も10人ほど派遣していた。
少女は家出後、知人から「働き口がある」と紹介されて福岡市に来たが、売春とは知らされていなかったという。
1日5人ほど客を取らされたが、多い日で1日3000円しか与えられなかったという。
12年3月に助けを求めて警察署に駆け込み、両県警が捜査していた。

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