家出関連のニュース～２００４年～

不明の中２女子を無事保護　兵庫の河川敷で

京都府宮津市で１２日、下校途中に行方不明となった市立宮津中２年の女子生徒（１４）が１６日午前零時半ごろ、約４０キロ離れた兵庫県市島町東勅使の竹田川河川敷で兵庫県警柏原署員に保護された。
けがはないという。
宮津署によると、女子生徒は「野宿しながら来た」と話しており、家出とみて後日、女子生徒から詳しい事情を聴く。
調べでは、１６日午前零時すぎ、近くを通り掛かった男性が「自転車が放置されている」と柏原署に届けた。
署員が女子生徒の自転車と確認し付近を捜索、約１００メートル離れた河川敷で眠っていた女子生徒を発見した。
柏原署によると、女子生徒は行方不明時と同じ服装で金は持っていなかった。
疲れている様子だったが、署員がサンドイッチと豆乳を渡すと食べ、１２日から何も食べていないと話したという。
宮津署員が車で柏原署に女子生徒を迎えに行き、１６日午前４時ごろ、両親が待つ宮津市内の自宅に戻った。
（共同通信）[3月16日11時18分更新]

家出少女に売春、容疑で男逮捕　京都出会い系、福島から誘う

家出中の女子高生に売春をさせていたとして、京都府警少年課と七条署は２６日、児童福祉法違反の疑いで、京都市北区大宮南山ノ前町、アルバイト大森陽平容疑者(23)を逮捕した。
調べでは、大森容疑者は昨年秋、福島県田村郡から家出してきた高校２年の女子生徒(17)に、伏見区の会社員(31)や滋賀県甲南町の会社役員(53)を相手に１－２万円で売春をさせた疑い。
大森容疑者は容疑を否認している、という。
府警によると、大森容疑者は昨年６月に出会い系サイトで女子生徒と知り合い、京都に呼び寄せた。
約４カ月間、女子生徒を自宅近くに止めた車の中で生活させ、「逃げたら実家に火をつける」などと脅して約７０人を相手に売春させていた。
女子生徒が相手から受け取った計約１００万円は、大森容疑者がすべて取り上げていた、という。
（京都新聞） [2月26日20時6分更新]

＜子供シェルター＞虐待被害児ら一時避難　弁護士ら東京に設立へ

東京の弁護士らが今春、虐待を受けるなどして家出した少年、少女を一時的に緊急避難させる施設を東京都内に設立する。
福祉・教育の専門家が常駐し、弁護士と運営にあたる。
家庭内暴力（ＤＶ）から逃れるための成人女性のシェルターはあるが、このような子ども用シェルターは全国初の試み。
（毎日新聞）[1月5日15時2分更新]

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